おはようございます。アプライド岡山店の中の人です。
今朝のニュースで、サンリオが330万人のユーザー情報を流出させた可能性があるとして調査中というものがありました。
「個人情報流出」というと大きな企業のものが取り沙汰されがちですが、一般の個人でも流出させてしまうリスクを持っています。
この時期は、普段パソコンを使わない層の方が年賀状作成などでパソコンを起動させることが増えます。
セキュリティが入っていなかったり、長期間アップデートされておらずセキュリティが脆弱になっていたりするパソコンが大量にインターネットに接続されます。
こうしたセキュリティの弱いパソコンを媒介に、ウイルスが蔓延するのがこの時期です。
また、ウイルスとは少々異なり、感染力を持たずユーザーの不注意を狙っていつの間にかインストールされてしまっている「アドウェア」といったマルウェア(悪意あるソフト)によって、パソコンの動きが極端に遅くなってしまっている例なども多くお持ち込みいただいています。
問題なのは、個人の方でも「個人情報」をパソコンに多く保存してあることを、多くの人があまり意識していないことです。
「私のパソコンにはたいした情報は入っていない」
という方も多くいらっしゃいますが、パソコンの中に記録している年賀状の住所録、知り合いやご親族の名前、住所や電話番号といった個人情報は、本人にとっては「たいした情報」です。
家族の写真が流出し、一度インターネットにアップロードなどされてしまうと、拡散した場合ほぼ二度と消すことができなくなります。
対策として、以下のことを最低限気をつけていただければと思います。
①パソコンのソフトウェアを常に最新の状態にする
「Windowsアップデート」だけではなく「Java」「flash」「AdobeReader」などといったソフトウェアにもセキュリティ上のリスクがあります。
②セキュリティソフトは「信頼のある」「性能の高い」ものを使う
「無料」をうたうセキュリティソフトなどもインターネットでダウンロードできますが、それ自体がマルウェアであったり、そもそも無料であるため検疫能力や新型のウイルスに対する対策の遅さなどが問題となる場合も多くあります。
MacAfee、ウイルスバスター、ノートン、ESET、カスペルスキーといった世界規模のインターネットセキュリティカンパニーのソフトが、やはり安心・安全といえます。
③むやみに「無料」ソフトをダウンロードしない
上の画像のように、普通有料で販売されているようなソフトが「無料でダウンロード」できるというWEBサイトが、比較的簡単に検索でヒットします。
もちろん、上のサイトからダウンロードしても、筆ぐるめは手に入りませんし、マルウェアをインストールされてしまうのです。上のWEBサイト、見たことありませんか?
セキュリティについて、もう一度考えてみて頂きたいと思います。
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